美命の月読み日記21

11月9日(水)
匠さんが来た

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8日、美命のうつわを見たいと、フードプロデューサーの匠ゆうじさんが我が家に来た。匠さんがまだ「一二三(ひふみ)」というラーメン店の店主をしていたときに、匠さんのことを取材したのがご縁で、以来、何年かに1度という頻度ではあるけど、公私にわたっておつきあいさせていただいています。
この日、美命のうつわを見て匠さんは、私がお茶請けにお出ししたくずもち指して、このうつわに盛りつけるとしたら? という課題をスタッフのアオキくんにいきなり出した。戸惑いながらも盛りつけを始めるアオキくん。でもうまくいかなかったみたい。次に匠さん。「僕ならこのうつわを選ぶかな。じゃあちょっとやってみようか」。

匠さんが選んだうつわは、ひとつは、銀蒔菊の楕円皿。くずもちは、四角にひし形にねじれ……包丁でそれぞれにカットして盛りつけられた。
もうひとつは、月が描かれた焼締のお皿。くずもちを今度は小さめにカットしして、月模様のすぐ側に盛られた。

いずれも、世界が完成されているうつわに合わせ、料理がその世界を損なわないように、しかも料理が負けないように。コツはそこにあるらしい。
「うちのうつわは盛りつけのセンスが必要ないの」と日頃豪語している私。でも、プロの目から見ると、どうやら違うらしい。

いきなり始まった即席デモンストレーション、かなりおもしろかった。これ、中継しできたらいいのいなあ。

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